HOME > メンタルヘルスカウンセラーのための用語集
メンタルヘルスカウンセラーのための用語集
良いカウンセラーとは、クライエント(ご相談者)さんがどのような人格・性格なのか、つぶさに判断するもの。そして、どのような問題を抱えてやって来たのかを聞き出し、クライエントさんと、いち早く信頼関係を築くのです。それが、相手のこころの悩みを解消することへの近道! 当セミナーで学ぶ前に、知っておきたい用語をご紹介します。
| アイデンティティー | 日本語に訳すと「自我同一性」。自分が何者かという疑問を解決することを、アイデンティティーの確立と呼んでいます。 小学校までは、両親や先生に依存し、保護されてきました。そこから独立するためにいったい自分は何者なのかを考えなければなりません。この熟考期がいわば青年期なのですが、現代では価値観が多様で、アイデンティティー確立が、困難な時代になっています。 |
| アンビバレンス | 「両面感情」のこと。愛と憎しみは紙一重と言いますが、人間はいつも両面の感情を併せ持っています。その感情の出し入れが、人間関係に影響してくるのです。どちらの感情を出すか、あらためて自分の気持ちを整理してみてください。 |
| キャラクターと パーソナリティー |
キャラクターとは、先天的に持っている「性格」。パーソナリティーとは後天的にできあがる、知識や考えを含めた「人格」と大別できます。研究者のなかには、もう少し異なった見解もあるようです。 |
| コントロール | 人間は誰でも、相手を自分の思い通りにコントロールしようとします。その反面、自分がコントロールされるのは、好まないもの。この相反する感情が、人間関係をギクシャクさせる原因なのです。 親友と長年続いているのは、お互いに相手をコントロールしない関係が自然と築かれているからなのです。 |
| コンプレックス | 「劣等感」や「欠点」と解釈されていますが、心理学で言うと「しこり」のことです。そのなかに、劣等コンプレックスやカイン(競争心)コンプレックスなどがあります。 一般的には、幼少期に身に付けたもので、無意識に抑圧されています。ひとたび表面に出てきてしまうと、やっかいなものです。コンプレックスを克服するには、意識的な自己改革が必要で、自分にはこういうコンプレックスがあると、あえて注意をするのです。 |
| ジェンダー | 「文化的、社会的な男女の違い」。生物学的な違いではなく、その社会や文化が持つ区別のことで、日本では、だんだん差がなくなってきています。古くは「男尊女卑」という考え方がそれでした。 今日では男女共同参画といって、性別を越えて社会を作り上げる考えが主流です。どちらが上で、どちらが下ではなく、お互いに個性を発揮して、お互いの立場で協力していく社会を目指しています。 |
| ストレッサー | 「ストレス(嫌だなと思うこと)」の源です。現代社会は複雑で、ストレッサーはいろいろなところに潜んでいます。 人によって感じ方が異なるように、ストレッサーも人によっては、ストレスにならないこともあります。できるだけフラットで、ファジーな生き方をすれば、ストレッサーをストレスと感じずに過ごすことができます。 |
| 中立性 | カウンセラーのとるべき態度のひとつです。人間は、自分の価値観をフィルターとして持ち、これを通して相手の話を聞きます。 カウンセラーは、透明なフィルターによって、中立性を確立して聞くのです。しかし、中立を保つことは、難しいし、不可能に近いものです。それでも、カウンセラーは中立性を追及します。ここにカウンセラーの価値があるのです。 |
| モラトリアム | アイデンティティーを形成するために、社会が与えてくれた「猶予期間」のこと。しかし、この期間を過ぎても、大人になりきれない青年が増えています。フリーター、ニートなど、社会還元の時期になっても、モラトリアムを謳歌している姿が見受けられます。 |
| リレーション | カウンセラーとクライエントさん(ご相談者)の「関係作り」のこと。お互いに初めて会う両者が、まずは相手を信頼し、より良い関係を作れるかが、その後のカウンセリングのスムーズな進行を左右します。良いリレーションを作ることがカウンセリングの第一歩です。 |















